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くみかつブログ

2019年8月7日

「平和の旅ヒロシマ2019」レポート 2日目

全体イベント
「平和の旅ヒロシマ2019」の6日(二日目)は、原爆の投下時間にあわせて8時から始まった平和記念式典に参列し、献花、黙祷をささげました。

参加者は式典に参加することにより、原爆の惨禍を二度と繰り返してはならない、という思いを強く感じていました。

その後、会場を移動し、被爆し12歳で亡くなった佐々木貞子さんの同級生で、被爆の証言を続けている川野さんのお話しをお聞きしました。ご自身やご家族の被爆体験のお話しに加えて、「原爆の子の像」の建立に携わったお話しをされました。

川野さんと佐々木さんは被爆孤児や戦争孤児が多くいるクラスの同級生でしたが、6年の担任の先生が「団結すること」「継続すること」を教育方針に掲げられ、中学に進学した当時の同級生がその教えに従って団結したことが、佐々木さんの願いを形にした「原爆の子の像」の建立につながったことなどを語られました。

一日目の碑めぐりガイドをされた中学生が、「ひとりの力は小さいけれど、何か地元に持ち帰って行動して欲しい」という希望を述べられたことに続いて、川野さんからの「小さな力でも団結することで大きな力となること」の実例を知ることとなりました。
二日間のヒロシマでのプログラムを通し、参加した組合員やその子どもたちは、核兵器の過ちを繰り返してはならないという思いを強くしたほかにも、事実を知ることの大切さ、知ったことを他の人に伝えていくこと、そして力を合わせることで、大きな力を生むことができることなどを学ぶことができました。

これからもコープいしかわでは、組合員に加え、次代を担う子どもも対象に、平和を考え学べる場づくりを継続していきます。

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