2025年12月号|とらいあんぐる|コープいしかわ
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ご家庭で手軽に味わえる、ベーカリーのようなもっちり食感と香ばしさ。焼きたての幸せを食卓へ届けるための、さまざまなこだわりをお伝えします。1とらいあんぐる 2025.12月号タカキベーカリー(広島県)産地・メーカーをたずねて食 卓に幸 せを運ぶ パン、 誕 生石窯レーズン&くるみロール 4個(次回12月3回)538円(税込)大きなパンを一度に大量に焼けるのは石窯だから。短時間で中まで焼けます。石窯のある工場は岡山県浅口市、茨城県つくば市、神奈川県秦野市の3つ。つくば工場は石窯パン専用工場。株式会社タカキベーカリーつくば工場工場長畝田 幸生さん創業者の高木俊介さんは、戦地で食べたイギリス食パンの味が忘れられず、1948年、戦後間もない広島でパン屋を始めました。ただ空腹を満たすのでなく、食卓に幸共にスタート。配給の小麦粉から丁寧にふすま(外皮)を取り除き、手間を惜しまず真っ白なパンを作り上げました。1959年、デンマークを視察した高木さんは、ホテルの朝食で食べたデニッシュペストリーのおいしさに感動。「この味を再現してほしい」と日本に電報を打ち、職人は実物を見ないまま試作を始め、数多くの失敗を重ねた末に日本で初めてデニッシュ生地のパンを誕生させました。せ を 運 ぶ お い し い パ ン に し た いと強く願い、妻と2人の従業員と石 窯から生まれる幸 せの香りを、思いと共に食 卓 へ お 届け

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